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過疎ってますがごゆっくり。 x = (r), y = (u), z = (f)

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CMLLを覚える順番は、
 H ⇒ G ⇒ F, E ⇒ D ⇒ C, B
がいいと思っている、かそちです。

ということで、H1の手順から潰していくことにしました。

H1

メイン手順: R U2 R' U' R U R' U' R U' R' (0flip)

この手順は、エッジのフリップに影響を与えません。COLLの手順ですから当然ですよね。

ということは、手順を回す前も後も、フリップしているエッジの数はU面もD面も変わらない、ということなので、かなり先読みしやすいです。

さらにさらに、元々判断も簡単で、回しやすい手順ですから、エッジ判断で小細工するよりもそのまま回した方が速いかも、、とすら思えます。

でもそれじゃあ成長しませんから、KCLLについて考えてみます。

・KCLLとは何か
KCLLというのはCMLLとEOを1つの手順でやっちゃおうというやつのことです。
Kirjava's CMLL の略ですたぶん。

では試しに、手順を回す前に「M'」を入れてみましょう。
M' - R U2 R' U' R U R' U' R U' R' - M

するとどうでしょう。

あら不思議。
先ほどまで「0flip」だった手順が「U面の2flip」の手順に早変わり。

このように、手順の前にM'やM、M2などを入れることで、CMLLを回しながらEOをコントロールすることができます。
これがKCLLの基本だそうです。

ちなみに上の手順はM列とR列をまとめられますので、
r U2 R' U' R U R' U' R U' r' (2flip - UF, UR)
という風になります。
UFとURの位置の2か所が反転している場合に回すと、EOがスキップします。

さらにこの手順を応用してみます。
KCLLは、必ずしもEOスキップだけを狙うわけではありません
EOを簡単なケースに変化させるだけでも十分効果があります
たとえば「U面3ヶ所、D面1ヶ所反転(M'UM')」のケースを意図的に作り出せれば、場合によってはEOスキップよりも速く回せると思います。

さきほどの手順は「UF, UR」の2ヶ所を反転させる手順でしたよね。
ということは、もし「UB, DF」2ヶ所が反転しているケースに遭遇したら、そのままこの手順を回せば、「U面3ヶ所、D面1ヶ所反転(M'UM')」のケースに持ち込めるというわけです。
この考え方なら、判断は必要ですが、手順をたくさん覚えなくても済みます。

ということで、僕なりにH1ケースをまとめました。
いや、まぁ、まとまってないし見にくいですが。

[H1] = R U2 R' U' R U R' U' R U' R'

0flip
[H1]

2flip
UF, UR: M' [H1] M
UF, UB: M [H1] M'
UF, UL: U r' U' R U' R' U R U' R' U2 r
UF, DF: M [H1] M
UF, DB: U' r' U' R U' R' U R U' R' U2 r
UR, UB: U' r' U' R U' R' U R U' R' U2 r
UR, UL: [H1] (⇒通常EO)
UR, DF: U r' U' R U' R' U R U' R' U2 r
UR, DB: M [H1] M'
UB, UL: U2 M' [H1] M
UB, DF: M' [H1] M
UB, DB: M' [H1] M
DF, DB: M' [H1] M'

4flip
U面3ヶ所+D面1ヶ所: [H1]
U面4ヶ所: [H1](⇒通常EO)
U面隣接2ヶ所+D面2ヶ所: M2 [H1]
UF, UB, DF, DB: [H1] M2
UR, UL, DF, DB: [H1] M2

6flip
M [H1] M'

……全部書き出してみました。これ全部使うことは無いと思いますが、判断・反応できたら強いなあ、と感じます。
全パターン試してる中で、どうしてもうまく処理できないケース(「⇒通常EO」と書かれているケース)が2つありましたが、うまいことどっちのパターンも同じEOに持っていけるので、ノンストップでトランジションできそうではあります。
そういう意味ではこうやって一度全パターン確認しておくというのは有意義ですね。ヒマが無いとできませんが笑

さらに、これプラス。
判断の練習もしないといけません。

判断は、セカンドブロック完成の流れから行わなければ実戦でなかなか役に立ちません。
ということで、仕込み練習を行います。
H1の手順を回して、LSEをぐちゃぐちゃに崩して、セカンドブロックをちょっとだけ崩します。
これでセカンドブロック完成の流れからの判断練習もできます。

これも何回もやってみましたがなかなか判断に時間がかかりますねw
LSEでやるのと同じことをやっているはずなんですが、どうしてこうも戸惑ってしまうのか不思議です。
とはいえ、実際のところは、CMLLの判断だけの時と大差ないような気もします。CMLLの判断だけでも意外と時間食ってるんですよねー(僕の場合)。


ということで長々と書きましたが、次回以降の記事はこんな風にだらだらと長くならないことを祈って終わります\(^o^)/

あと、今回のタイトルがなんとなく連載意識してるかのようなタイトルになってますが、たぶんそんなことはないです。次の記事はおそらく全然別のふつうのタイトルになるでしょう。


You can basically recognise EO and CMLL at the same time and execute it as one step. Knowing what your algs do to edges (perm and orient) is useful. Knowing COLL aswell is very useful.

The easy EO case can be better than an EO skip.

Kirjava氏の記述を引用しました。

前々からやろうやろうとは思っていたのですが、CMLLを改革しようと思います。
改革っていうほど大げさなことではないですがw

「CMLL判断時にEOも判断し、可能であればEOを簡単なケースに操作する」

というのを身に着くまでじっくり考えてみようと思います。
(駄目そうだったらやめます)

具体的には、

・no flipの手順を覚える(=COLLを覚える)
・今使っている手順がEOにどういう影響を与えるか調べる
・短い操作で簡単なEOを呼べないかどうか調べる
・採用していない手順の中に、EO込みなら有用、というものがあるかどうか調べる
・特殊な手順を覚える(A)

・CMLLとEOを同時判断できるよう癖付け、素早く判断できるよう練習

……といったところでしょうか?
どんくらいのペースでできるかは分かりませんがのんびり潰していきます。

新しくCMLLカテゴリとして作ったのでおいおい書いていくつもりです。
あ、フリップする箇所も調べたらCMLL一覧表に追記しようかな。

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