いまさら感のあるPLL記事。
n15/Y-permです。
(1)OLL37+33
FRU'R'U'RUR'F'RUR'U'R'FRF'
(2)OLL30+45
FR'FR2U'R'U'RUR'F'RUR'U'F'
基本的に上のどちらかを振り回していれば問題ないはず。
以下は最近(BOCAで)見つけた手順。
(3)OLL37+33<変則>
FRU'R'U'RUy'RUR'B'RU'R2
(FRU'R'U'RdRUR'B'RU'R2 でも可)
持ち変えはあるものの、なんと(1)の手順より3手、(2)よりも2手短い(HTMの場合)。持ち変え一つで全部チャラになっている気もするが。
一応37+33という形なんだけど33がだいぶマイナーな回し方をしている。
こんなん→ FRy'RUR'B'RU'R2
なぜマイナーかというと、この手順は結果が「RUR'U'R'FRF'」と全く同じになるからである。こんな素ン晴らしい手順がある以上、これ以外の同じ結果になる手順は無視される運命にある(第一党手順だけあれば事足りるの原理)。
でも結果が同じということはn8の前半とも互換性があるはず。
FRy'RUR'B'RU'R'yRU'R'U'RUR'F'
確かにあった。でもクソ回しにくい。
n13とも互換性があるのか?
考えるだけ無駄だけど(どうせ使わないから)考えてみよう。
n13はn8の後半4手を頭に持ってきた手順なので、
FRy'RUR'B'RU'R'yRU'R'U'RUR'F'
→RUR'F'FRy'RUR'B'RU'R'yRU'R'U'
打ち消し合いを整理して
→RUy'RUR'B'RU'R'yRU'R'U'
できた。打ち消しあいがある分、さっき作ったn8よりマシな手順だな。
これくらいなら持ち変えがないほうがまだ良いかもしれない。
→RUFUF'R'FU'F'RU'R'U'
一応の完成。
結局手順としてはゴミ手順ができただけだけど、これをやって良かったことは、
RUR'F'RUR'U'R'FRRU'R'U'
RUFUF'R'FU'F'RU'R'U'
黄色く色をつけた部分(「R'F'RUR'U'R'FR」と「FUF'R'FU'F'」)が全く同じ結果を招く手順ということ。過去にn9やn10で検証した「DR'D'R2F'」と「 F'R2U'R'U」のように。いや、これとは別物か。この5手どうしは互いに関係あるもんな(たぶん)。今回のはもともと同じ結果になるけど手順が違うOLLを入れ替えてるだけなんで、驚きの結果というわけでもない。
――
「R'F'RUR'U'R'FR」と「FUF'R'FU'F'」について。
これらの手順をさらに詳しく見てみると、
R'F'RU-R'-U'R'FR
FUF'-R'-FU'F'
という構造にそれぞれなっているのが分かる。
つまりセットアップ→R'→逆セットアップという手順をどちらも行っていて、そのセットアップ方法がちょっと違うんだけど結果が同じになっている、ということ。試しにセットアップ手順だけ回してみると、R列がどちらも同じになっている。
つまりR列がこの形になるセットアップ手順を他に見つけることができれば、その数だけn13の手順を生み出すことができる・・・・ってことで良いのかな。ちょっとやってみよう。
(1)DF2UF2D'-R'-DF2U'F2D'
己の発想力の貧困さを恨むレベル。セットアップでセットアップ使ってんじゃん。
まあよい。n13に組み込んでみる。
→ RU-DF2UF2D'-R'-DF2U'F2D'-RU'R'U'
できた。有効である。発想は間違ってなかった。
(2)ylUL'U'M'U-F'-U'MULU'l'
最初に持ち変えてるので真ん中はR'じゃなくてF'です。
n13に組み込むと・・
→ RU-ylUL'U'M'U-F'-U'MULU'l'y'-RU'R'U'
ほーらできた、神手順。ちなみに持ち変えと2層なしで書くとこうなる。
→ RUBLF'L'S'LU'L'SLFL'B'RU'R'U'
うん、クソ神手順。
さあ皆もオリジナルPLLをじゃんじゃん作ろう。
http://kasocube.blog.shinobi.jp/Entry/80/ワイパ