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JRCAに、
こういう練習してます
っていうトピックを立てました。 キューブの練習法について広ーーく書き込めるトピックなので、ぜひ自分の練習法について書き込んでみてください。 「こういう練習法って効果ありますか?」「こういう練習法ってどうだろうか」みたいな話題もOKですよ!
「またトピック立てたのか」思われそう^^^;;
JRCAのフォーラムって気軽に書き込みにくいって思ってる人が多いと思うんですが、スピソルみたいにもっとみんな気軽に書き込めるようになったらいいなあ。 初心者のためのトピックがやっぱり伸びが良いんですよね。あと自己紹介トピックみたいなの。そして、最近はもっぱらsubXX記録一覧系のトピック。
フォーラムを見に行く旨みがあんまりない。どうすればもっと流行るのかなあ? Twitterを破壊すればいいのかな?^^;
「前の人の~」トピックも最初の頃の勢いはもうなくなっちゃったし。 あれはあれで遊べるトピックではあるんですが、キューブの解法を文字に起こすのって結構めんどくさいのでやっぱりややハードルが高いですよね。
案。 とりあえず活性化するためだったら「個人トピ」みたいなのがあってもいいんじゃないでしょうか。。 最近ではブログ書いてる人も減りましたし、自己紹介と得意分野、地域・所属などを簡単に書いて、Twitterとブログの中間みたいな感じでトピックを運用する。どうですかね。 そうすればたぶん初心者の人も自分のトピック作りたくなって登録する ⇒ フォーラムの使い方に熟達する ⇒ フォーラムが繁盛する!きたこれ!
……現実はそんなに甘くない。だいたい「個人トピ」がOKなのかどうかも分かりませんし。 JRCAは公式なものでしょうから、その内容として個人トピックが乱立してたら見苦しくなりそうですし、荒れる一因になるかもしれません。
もっと簡単な遊べるトピックを作って人を呼ぶのがいいのかなあ。 あとは、見るべき習慣をつけるために、フォーラム上で簡単な選手権を行ったりとか。
――
しかし僕はなぜこんなにJRCAフォーラムに人を呼びたがっているのだろうか?
僕以外にJRCAフォーラムに人を呼びたがっている人、いませんか?
http://kasocube.blog.shinobi.jp/Entry/216/練習法トピック立てました
ピスコラはかどらないのでイシキトナメ進めます。
前回までの結果
今回のカードはイロモノ対決。 「もし失敗したら地球滅びる」VS「とにかく華麗に!!」
7. 「もし失敗したら地球滅びる」
ストーリー
21XX年。 世界各地でルービックキューブの大会が行われていた平和な時代も今は昔。世界の情勢は、当時の人間にはおよそ想像もできないほどの変化を遂げていた。 科学技術と環境破壊のバランスを保つことに誰もが躍起になっていた時代は既に終わった。それは、当時のアメリカ大統領であったバラク・オバマが、プレッツェルにつまずいて転び、アゴを骨折して退任を余儀なくされた後を継いで大統領に就任したハンバーガー・エコ太郎が、「我がアメリカとアメリカ国民は今後一切環境のことを気にしない」と高らかに宣言したのがきっかけだった。以降アメリカは恐るべき経済的な急成長を遂げ、一方で森や山は誰も寄り付かない死の土地となった。 アメリカに追随する国は多かった。中国を筆頭に、EU各国、ケニア、東ティモール、アゼルバイジャン、果てはモルディブまでが、もう環境を(゚ε゚)キニシナイ!!――と宣言した(そのせいでモルディブは海の底に沈むことになったが)。国連はバラバラとなり、レジスタンス化した数多の自然保護団体が、それぞれの国で政府を転覆させようとしたため、多くの国が厳しい内戦状態となった。 さて、そんな中、我が国日本は、長引くデフレの渦に巻き込まれてそのまま島ごと沈没してしまうという離れ業をやってのけた。デフレの渦の発生源であった首都東京がぐるぐる回りながら真っ先に海に沈没したため、東京頼みの地方都市は何をどうしたらいいか全くわからなくなってしまった。結局その後、日本は大した対策を打ち出すこともできず、レコード盤のようにぐるぐる回りながら日本海と太平洋の間に吸い込まれていった(北方四島や竹島、尖閣諸島も吸い込まれたので、結果的にそれらの島々は日本のものだったのだろう。沈んでしまった今ではそのことにあまり意味は無いが)。とんでもなく信じがたい大珍事であったため、経済だ、エコだと内戦に忙しい世界中の人々も、口を大きく開けたまま何も言うことができなかった。 そんな情けない世界に嫌気が差したチベットのとある高僧が、ヒマラヤの石ころを適当に組み合わせて、世界を元に戻すための道具を作り出した。この道具は一見単なる57mm四方のサイズの立方体ではあるが、実は全体がさらに細かい27個の立方体に均等に分かれており、それぞれの列を縦横無尽に回転させることができた。立方体の各面にはそれぞれ違った色が塗られていた。青色は空を、緑色は自然を、黄色は大地を、赤色は動物を、白色は精神を、オレンジ色はみかんをそれぞれ象徴していた。その小さな立方体は世界と連動していたのである。各面を回転させることで色を混ぜ、世界をさらなる混沌に導くこともできたが、逆に各面を一色ずつに完成させることで、整然たる世界を取り戻すこともできるのであった。 「デフレの渦に巻き込まれて沈没した日本」からヒントを得て作り上げられたこの道具は「叡智」と名付けられた。「叡智」の完成はまさに奇跡であったが、実際のところそれは地球の助けを呼ぶ声がもたらした奇跡でもあった。 しかし、「叡智」の各面の色をそろえることは恐ろしく難しかった。「叡智」を作り上げた高僧ですら諦めざるを得なかったのだから相当である。何しろ、適当なサイズに作ったはいいものの、各面の色の組み合わせを計算してみると、何と4,325京2,003兆2,744億8,985万6,000通りもあるのだ。こんなことなら「みかん」を表すオレンジ色なんか省けば良かった、と高僧は嘆いたがもう遅かった(それに正五面体はこの世には存在しないのである)。彼は「叡智」をチベットの山奥深くに封印し、そのまま下山した後、この世のありとあらゆるみかんの木を枯らすことを目的としたアメリカの新興企業に就職し、そこそこ出世した。 このままでは地球は破滅に向かう一方である。それを止める唯一の手立てはチベットの山奥に封印された色がバラバラのままの「叡智」を完成させること。 君にはその仕事をお願いしたいと思う。
……皆さん、ちゃんと飛ばしましたよね?(
さて、ソルブですが、正直どうなるか全く読めません。 僕ヘタレですから逆に遅くなりそうな気さえします。
これはよくある自分ルールを使った課題パターンですよね。「これがうまくできたら彼女も俺のことが好き」「これ失敗したら俺は一生何やっても駄目」と勝手に自分でルールを作って自分の気持ちを高めるやつです(テニプリの葵剣太郎がやってましたね、そーいえば)。
ルールの作り方が巧妙でないと効き目が無いような気がします。「自分と関係のあるルール・ないルール」「それらしい因果関係のあるルール・ないルール」「ポジティブなルール・ネガティブなルール」などいろいろとルールの作り方が考えられます。今回の「地球滅びる」なんかは自分と関係ないですし、それらしい因果関係もないし、思いっきりネガティブなルールなので、あまり効果はないかもしれません。
とはいえ予想はあくまで予想。それでは実際にやってみましょう。 出だし。 14.24, 11.31, 12.33, 20.98+, 13.87, 14.61, 12.56, 17.73, 17.35, 13.33 な、何だ?! けっこう良いぞ。 ただ、あんまり俺地球のこと心配してないな。 プラ2とかやっちゃってるけど、地球が破滅する気配全然ないからかな。
気持ちが乗ってこなさすぎるが、それでもちゃんと地球を救うということをイメージしてから揃える。
結果。 14.24, 11.31, 12.33, 20.98+, 13.87, 14.61, 12.56, 17.73, 17.35, 13.33, 13.93, 11.29, 17.65, 13.43, 15.56, 14.59, 15.43, 14.52, 16.46, 13.12, 14.22, 16.88, 15.06, 14.48, 12.94, 13.32, 11.49, 17.92, 13.42, 15.75, 12.02, 17.03, 13.07, 16.19, 20.04+, 15.56, 16.61, 17.58, 14.90, 12.44, 12.70, 12.90, 15.80+, 15.53, 15.49, 18.89, 17.48, 13.45, 12.45, 13.74
single: 11.29 / avg5: 13.23 / avg12: 14.12 / avg50: 14.76
ふつう。ていうかほとんど「地球滅びる」の効果は無かった気がする。だって地球滅びないし。つまり単に調子がふつうだったということ。 これはともすると、勝っちゃうぞ。
ていうか、「とにかく先読み」が「地球滅びる」に1秒近く負けてるのが悲しい。 これは単に、また久々にキューブ回すようになってきたから、ちょっとずつ調子を取り戻してきているだけかな?
さて、次の課題はちょっと難しい。
5. 「とにかく華麗に!!」 華麗にそろえるというのは、具体的にどういうことか自分でもよくわかりません。ただ、速い人のソルブはみんな華麗に見えますよね。
一応ちょっとくらいは考えておくと、引っかからないソルブは華麗。 それと、独特のリズム感のあるソルブも華麗。たとえば、ゆっくりに見えるけど全然止まらないで速いタイムを出す、とか。逆に、パートごとに全速でそろえるけどパート間の急停止で先を読んでいるソルブ、とか(nakaji氏が世界チャンプになる前は前者のソルブが理想とされていたけど、なった後に彼の影響で後者が流行ったんですよね、確か)。 あとは指使いがかっこいいソルブも華麗。 Rouxはそういう意味でふつうにそろえていても華麗なんだけど。
ごちゃごちゃ考えていても仕方がないので、実際に揃えながら華麗さを模索してみよう。
そんなこんなで暗雲立ち込める出だし。 14.82, 15.29, 15.86, 15.91, 20.08, 17.46, 15.25, 15.55, 17.36, 21.04
意外と意識を持ってくるのは簡単でした。 しかし、自分の考えている「華麗さ」がどうも見当違いな華麗さのような気がしてならない。
「華麗に」回そうとすると、なぜか以下の症状が出る。 ・まずタイマーストップの時のスペースキー押下がなぜか「ッターーーン!」になる。 ・ミスっても全然意に介さない。最後まで同じペースで回そうとする。無理に急ごうとしない。 ・インスペクションの時に無駄な動きをしてしまう。 ・「見たか、この華麗なるソルブ……!!」とか言いたくなる(タイム15秒台)。
厨二か。
早々にこれは勝てない、と思う。 でも楽しいっちゃ楽しい。 育ってないShuangRenじゃなければもっと良かったかもしれない。
結果。 14.82, 15.29, 15.86, 15.91, 20.08, 17.46, 15.25, 15.55, 17.36, 21.04, 18.42, 15.58, 16.54, 15.57, 17.27, 15.05, 20.35, 13.16, 15.14, 17.06, 19.02, 19.19, 14.98, 15.22, 16.49, 16.78+, 16.25, 15.06, 15.55, 16.45, 16.69, 13.29, 13.57, 22.33, 15.31, 14.33, 13.51, 17.94, 17.46, 18.34, 15.92+, 13.22, 13.78, 15.13, DNF(16.66), 19.12, 15.91, 12.89, 20.13, 11.73
single: 11.73 / avg5: 14.40 / avg12: 15.35 / avg50: 16.30
圧倒的大敗でした。 オススメはしません。 華麗にそろえることを意識するというよりも、速くそろえることで結果的に華麗になる、という考え方のほうが華麗さに関しては近道のようです。
「地球滅びる」勝ち上がっちゃったよ……
次回はファーストラウンド最後の戦いです。 お楽しみに。
――
これが、「叡智」か。 真介は、目の前にある僅か57mm四方の、しかしこの大いなる地球と連動しているという伝説の道具に手を伸ばした。 アメリカにホームステイ中に沈没した自分の故郷。自分の唯一の特技。巻き込まれたいくつもの戦争。捕虜として過ごした日々。みかんを異常に憎む謎のアジア人。世界を救う唯一の手段。チベットへの過酷な旅。仲間の死――信じようもないたくさんの出来事が積み重なった上に、今の真介がいた。 「どう見てもルービックキューブだ」 隊長の意見は最もだった。見た目も、手触りも、重さも、全てルービックキューブそのものだった。とてもヒマラヤの石ころを使って作られたとは思えない。特に、2013年ごろに発売されたver2.0とそっくりだ。 真介は「叡智」を手に取ると、何の躊躇もなく力を入れて中心が赤色の面を回した。 赤色と黄色のエッジキューブが動き、黄色のセンターキューブとくっついた。 「お、おい! 何やってんだ」 隊長は慌てて時計を見た。「叡智」は、完成させるまでの時間が問題だった。初手を動かしてから時間が経ちすぎると、世界はあっという間に混沌の世界へと落ち込んでしまうと、あのみかん嫌いのアジア人が言っていた。耐えられてせいぜい5~6秒といったところである。 何の策もなく迂闊に初手を打つことは、地球の破滅とイコールである。ここまでの過酷な旅もあっという間に水の泡だ。隊長としては、少なくとも三日三晩は「叡智」とにらみ合いながら、策を練るつもりだったのである。しかし、真介には全く別の考えがあった。 「これは「叡智」なんかじゃない。ルービックキューブだ」 真介は手を止めることなく言った。 「僕は勉強ができない。運動もできない。学校ではいじめられた。誰と会っても、何をしていても劣等感を感じた。でも、これだけは別だ」 真介が一度手を動かすだけで、「叡智」の面は三つも四つもいっぺんに動いた。 「これだけが僕のとりえだった。毎日何時間でも没頭できた。もしこれに、全世界の命運がかかっているんだとしても、これなら絶対に間違えない」 「叡智」は様々に色を変えていった。隊長は様々に色の変わる「叡智」から、視線を逸らすことができなかった。 「気負いでも、自信でも、何でもない。ただ単に、これを間違いなくそろえられるということ」 視線を外さずに見ていたはずが、いつの間にか色の塊がたくさんできていることに隊長は驚いた。まだ数秒しか経っていない。あっという間に、いや、あっという間もなく、地球が元通りになっていく。 「それは僕にとって、本当に、ごくありふれた、当然のことなんだ」 「叡智」が、完成した。 何秒だ?――隊長はハッとして時計を見た。秒針はわずかに3秒しか進んでいなかった。 「3秒?! 嘘だろ……お前、あんなに喋ってたじゃないか」 「不思議だろ。でも、これが僕なんだ」 チベットの山々や、青い空には、見た目には何の変化もなかった。しかし、隊長には「これで地球が救われた」という確信があった。 「白の面が最後にそろったな」 隊長が確認できたのはそれだけだった。 「白色は、あのアジア人によれば、人間の精神の象徴だ。俺は、その白色がそろった瞬間に間違いなく心の中で何かが元に戻るのを感じた。そして今は、地球が救われたことに対する喜びしかない」 「僕もだ」 そこでようやく、二人は抱き合ってあらん限りの声を上げた。
ところ変わってここはアメリカ・フロリダ州。 「咲いている……だと……」 恐る恐る、花に手を伸ばす。それは、長年の研究の末についに開発された、一晩でみかんの木を腐らせ、乾燥させ、粉末状に分解してしまうという恐るべき薬剤を散布されたみかんの木だった。 「何が起きた。まさか……あいつら」 震える手が花に近づく。 「「叡智」を完成させたのか」 かつての高僧は、いつくしむような手つきで、みかんの花に触れた。憎悪の表情は、穏やかな笑みに変わっていた。 そして世界は争いをやめた。空は澄み渡り、大地には花が咲いた。動物たちは寄り添い合い、人は朗らかに微笑みあった。そして、今までよりもちょっと多くのみかんの木が世界中に生まれた。
ただし、日本とモルディブだけが戻ってこなかった。
http://kasocube.blog.shinobi.jp/Entry/210/イシキトナメシリーズ: 1回戦3試合目
概要。
前回は「とにかく速く!!」が勝ちました
今回は、 「無心」対「無駄な手禁止」の対決です。
6. 「無心」
心をニュートラルな状態にして解きます。 とても難しいことだと思います。 今回はできるだけ無心に、という意識を持って解きたいと思います。
まあ厳密には「できるだけ無心に」ということを考えている時点で無心ではないのですがw でも、何かいやなことがあった時とか、思い出さないようにしようとすると、意外と思い出さないようにできるものです。やったことあります?
(思い出しそう!と思った瞬間に無理やり別のことを考えます。それを徹底的にこなしていくと、意外と考えずにすみます。そうしてどんどん時間が経過すると、だんだんその記憶も薄らいでいって、毒気が抜けていきます。健康によくない気もしますが)
そんな感じで何かを考えそうになって心が動きそうだなと察知したら、なるべく無心の状態を強引にたもちます。逆に集中できないような気もしますががんばります。
出だし10ソルブ。 14.75, 15.19, 14.32, 19.18, 14.35, 16.90, 15.89, 16.55, 13.73, 16.32 良いも悪いもないふつうの波です。もちろんそのことについてことさら考えることはしません。無心ですから。
ソルブ中に何か考えてしまっても、次のソルブが始まる前に息を吐いて心を落ち着けてから解きます。 でもソルブ中にはやっぱり何か考えてしまいます。 テーブルの上を除菌シートで拭いても、あっという間にまた菌が増えるみたいな感じ。それでもその都度しっかりきれいにします。
結果。 14.75, 15.19, 14.32, 19.18, 14.35, 16.90, 15.89, 16.55, 13.73, 16.32, 16.33, 15.80, 13.39, 16.62, 17.99, 11.18, 16.44, 12.95, 16.58, 12.55, 14.25, 13.65, 15.42, 13.40, 16.24, 14.34, 15.08, 13.19, 13.01, 17.97, 13.87, 16.06, 12.78, 14.07, 14.53, 14.10, 13.44, 13.92, 11.78, 15.68, 15.90, 16.00, 14.49, 18.19, 13.69, 15.37, 20.89, 13.52, 13.52, 12.24
single: 11.18 / avg5: 13.62 / avg12: 13.90 / avg50: 14.87
なかなかニュートラルな結果が出ました。 悪いタイムが連続せず、だれることもなく終わりました。
キューブを揃える1回ごとに心を整理してから揃えたので、その1回1回についてソルブ中に何を考えているか、ということにフォーカスしやすくなります。 もちろん理想ではソルブ中も無心でありたかったのですが。 それでも心は動いてしまいます。 でも、無心を意識しているので、そのわずかに動いてしまった心について、ソルブの後によく考えることができます。もちろん次のソルブの前にはリセットです。
前回の「とにかく速く!!」はなかなかしんどかったですが、これもなかなか違った意味でしんどかったですね。
それでは次。
3. 「無駄な手禁止」 一転して、現実的・テクニカルな課題です。 キューブを揃える時、上級者ではほとんどないと思いますが、無駄な手が多くなりがちです。
「間違えた」「F2Lがみつからない」「LL判断」「LSEの遠回り」などなど……
実際のソルブ中に発生した無駄な手にかけた時間をトータルすると、全体のタイムの1割にもなります。ソースはない。
これを極力減らそう。というのがこの課題の目的です。 これを減らすことで、探してるパーツがラッキーで見つかる、ということはなくなると思いますが、果たしてタイムはどのくらい変わるでしょうか。
あ、もちろん、禁止する、という意識はしっかりしますが、実際にどの程度禁止できるかはわかりません。 それではいってみよう。
頭10回。 15.96, 15.43, 18.22, 14.20, 18.08, 17.86, 15.47, 14.25, 12.95, 14.36
これは、、なかなか難しい。 やはりSBで詰まることが多い。それと、CMLLの判断も詰まり気味。 必然的にスピード感は無くなる。 しかし、LSEに関してだけはストレスなくできる。 UR/ULの上下分離や、最後のAUFがしっかり決まる。スピード感はあまりないけど、このストレスの無さはなかなか気持ち良い。
結果。 15.96, 15.43, 18.22, 14.20, 18.08, 17.86, 15.47, 14.25, 12.95, 14.36, 15.00, 21.14, 18.13, 13.18, 18.67, 12.53, 17.35, 16.26, 15.49, 18.19, 15.78, 15.06, 15.79, 14.71, 16.36, 14.98, 18.05, 13.08, 15.48, 14.27, 16.05, 13.97, 20.31, 12.98, 18.85, 15.11, 13.75, 14.36, 14.76, 15.21, 19.61, 15.79, 13.48, 14.92, 15.60, 18.10, 13.56, 15.21, 15.44, 14.81
single: 12.53 / avg5: 14.41 / avg12: 14.97 / avg50: 15.65
全体的に遅くなりました。 これは、良い結果を出したい時に意識する課題ではないようですね。でも、練習としては効果的だと思いました。 特にLSEには効果てきめんだったので、今後はLSEに入った瞬間から「無駄な手禁止!」と意識することで、もしかしたらふだんのタイムも改善されるかも。
ちなみにこの課題は、特にソルブ1回ごとに「無駄な手禁止」と意識しなくても、いったんそういうモードになってしまうと毎回ちゃんとできました。無意識にゆっくり回しにもなるし、ただ単に「ゆっくり回し!」と意識するよりも、こっちのほうがいいかもしれません。
無心の勝利
次回は「もし失敗したら地球滅びる」VS「とにかく華麗に!!」のイロモノ対決。 お楽しみに。
――
なんかJRCAのRSSのところに表示されなくなっちった。 変な企画やってるからかな?
http://kasocube.blog.shinobi.jp/Entry/208/イシキトナメシリーズ: 1回戦2試合目
独善的企画。 前回の記事の続きです。
優勝するのはどれでしょう。
何を意識して解くとタイムが速くなるか?という企画です。 ひとつの課題につき50回揃えてavg of 50のタイムを記録します。 ふたつの課題をこなしてタイムの良かったほうが勝ち抜きです。
企画の前に。 ・参考までに僕の日常タイムは14秒-15秒前後といったところです。 avg12のベストが12.87です。
・キューブはShuangRen 57mmを使います。 育てるのにちょうどいいかなと思って。キューブ育てるとか何年ぶりだろう。最近はずっとLubixのキューブ使ってたからなあ。
・あくまでavg50のタイムで比較します。 いちおうsingleやRA5, 12のタイムも取りますが。
1回戦最初の対戦は 「とにかく先読みする!」対「とにかく速く!!」の対決です。
1. 「とにかく先読みする!」 大昔から言われ続けてきた、キューブの基本。それは先を読むこと。これを意識するだけで絶対にソルブはよくなる。
ということで、まずはこれでしょう。優勝大本命。 先読みって気を抜くとおざなりになっちゃうんですよね。速い人は癖付けがされてて、無意識でもできるのかもしれませんが、僕はできません。つまり、速い時は偶然見えてて、遅い時は見えてない。単にその差がタイムに出る。
キューブを揃える前に、しっかり「とにかく先読みする!」と意識します。 その結果。 いきなり18秒台。 ……あれ?こんなはずでは。ていうか今先読みできてた?できてないよね。
5回目まで。 18.95, 14.96, 17.94, 23.30, 15.20 うーん……? 先読みできてる?俺。
できてないね。 意識ではしっかり「とにかく先読みする」って考えてるんだけど、それが実際のソルブに反映されていない。
それでも中盤にかけて12秒台、13秒台などを出して帳尻を合わせる。でもこれじゃあふつうのソルビングと変わりない。 その後も12秒が出たと思えば19秒が出たりと波があり安定しない。
結果。 18.95, 14.96, 17.94, 23.30, 15.20, 17.48, 14.73, 20.93, 12.81, 12.75, 13.64, 16.60, 17.92, 13.91, 14.97, 14.31, 14.57, 16.70, 13.38, 15.06, 17.02, 12.56, 12.10, 13.96, 11.90, 16.00, 14.44, 16.49, 15.73, 12.96, 13.76, 16.23, 13.46, 13.56, 14.26, 16.46, 14.08, 13.86, 19.55, 15.25, 20.13, 18.01, 15.66, 19.94, 13.82, 16.36, 18.51, 23.55, 13.27, 13.40
single: 11.90 / avg5: 12.87 / avg12: 14.12 / avg50: 15.50
微妙! 先読みは、先読みしようと意識したからといって、できるようになるというものではなかった。 これは、考え方を間違えた気がします。「先読みしよう!」じゃなくて「止まらないように回そう」とか「ゆっくり回そう」とかのほうがしっくりくると思います。 「先読みしよう」だと、じゃあそのために何をするの?ってなってしまうので、思考が二段階になってしまうんですね。ゆっくり回そう、止まらないように回そう、など、もっとソルブに反映しやすい簡単なことを意識するほうが、もしかしたら効果が高そうです。
さて対戦相手は、そんな簡単な課題です。
4. 「とにかく速く!!」 これは考え方が楽ちんです。 とにかく速く。先読みとか意識しない。ひっかけることも恐れない。とにかくできるだけ速く回す。
今回ポイントなのは、先読みは「意識しない」だけであって、「しない」わけではないということです。できる時はできる範囲でします。ただそのことを特別に意識はしません。ただ速く回そうと考えるだけです。 もっというと「速く回そう」というのは意識の問題であって、実際に速く回さないといけないわけでもありません。どんなに僕が「速く回そう」と意識しても、Feliksほど速く回せるわけではないですしね。勿論自分なりには最高速を出すよう頑張るつもりですが、意外と引っかかって全然速度でないかもしれませんし。
では実践です。 まず一発目は17.57。意外と遅かった。ShuangRenなのでちょっと回しにくいです。
しかし、10回回してみると、 17.57, 15.50, 17.25, 11.11, 13.52, 14.48, 13.21, 10.92, 13.30, 13.82 ……どんどん良くなってきました。 明らかに、さきほどの50回より、こっちのほうが心地よいです。こっちのほうが先が見えるような気すらしてきました。 ふだんなら15秒超えてしまうようなソルブでも、強引に14秒台に収めているような印象です。
結果。 17.57, 15.50, 17.25, 11.11, 13.52, 14.48, 13.21, 10.92, 13.30, 13.82, 18.48, 13.98, 15.99, 15.27, 14.36, 13.38, 14.45, 14.82, 14.64, 14.78, 15.26, 16.26, 13.67, 14.49, 13.40, 13.65, 12.40, 16.89, 15.79, 16.19, 13.75, 17.13, 15.68, 15.21, 13.40, 17.19, DNF(14.74), 13.82, 13.48, 12.75, 12.02, 12.57, 16.47, 16.93, 20.41, 12.73, 13.49, 16.87, 11.40, 13.45
single: 10.92 / avg5: 12.61 / avg12: 13.90 / avg50: 14.67
全ての項目でこっちが上回ってしまいました。 こっちではDNFが1回と、コーナーピボット発生による20秒オーバーが1回ありましたが、全体的にかなり良かったと思います。
「速く!」が勝ち抜き~。
「どうせ先読みできないなら、とにかく最高速を出す意識で回そう」っつー話なんですね。筋が通ってます。 個人的な感触ですが、僕の実力では「とにかく速く!!」は優勝候補です。 先読みの練習が十分にできていて、無意識でもある程度できている、という人ならば、また結果が違ってくるかもしれませんが。
まあ結局僕のさじ加減なのでいくらでも調整はききますが(笑) いや、ちゃんとやりますよ。
それでは1回戦第2試合もお楽しみに。主に俺が楽しみ。
――
かっこいいタイトルが思いつかないんですがどうしましょう。 まあかっこいいタイトルをつけるほどの企画でもないんですが。
課題というか意識なので英語だとconsciousとかawarenessとかになるんでしょうか。 あ、keep in mind とか? be carefulとか。 わかんね。 そんで結局かっこよくまとまんないし。
日本語でいいや、イシキトナメにしよ。
http://kasocube.blog.shinobi.jp/Entry/207/イシキトナメシリーズ: 1回戦1試合目
お久しぶりです。
キューブの練習と言えば……「ひたすらそろえる」ですが、ただ漫然とそろえるのではなく、何かを意識してそろえることでパフォーマンスが飛躍的に上がる、ということはあると思います。
皆さんもキューブをいっぱい解くとき、何となく漫然とソルブしていませんか? それとも、何かを意識して解いていますか。
「先読み気を付ける」 「止まらないように」
僕もなるべく意識するようにしています。 でも、実を言うと、そういう意識が頭から抜けている時があるのも事実で、そういうときはけっこうパフォーマンスが落ちてます。
なので、もっとちゃんとしっかり意識するために、こういう企画をやろうと思います。
「何を意識しながら解くとパフォーマンスが上がるか」
ルール。 始める前に、まず意識する「課題」を決めます。 例:「ゆっくりなるべく止まらないように」
その課題を常に意識しながら50回ソルブします。ソルブ1回ごとインスペクション前にはっきりと「ゆっくりなるべく止まらないように」としっかり意識をします。
50回揃えたら記録を取って感想を書きます。
終わり。
……これだとあまりにもつまらないです。 なので、トーナメント方式にしたいと思います。
「は??」と思った人もちゃんとついてきてください(いや、ついてこなくてもいいですが)。 エントリーする「課題」は以下の8つです。
エントリー 1. 「とにかく先を読む!」 大昔から言われ続けてきた、キューブの基本。それは先を読むこと。これを意識するだけで絶対にソルブはよくなる。
2. 「絶対あせらない」 どんなに先が読めても、あせってひっかけてしまったらそれで台無し。また、あせらないことで先が見えるようにもなる。たとえミスっても、あせらない、あせらない、一休み、一休み。
3. 「無駄な手禁止」 ついついはさんでしまう無駄なAUF、先が読めないと適当にくるくる回してしまう癖。ゼロコンマを争うスピードキューブに、そんな無駄な手が許される余地があるとでも思っているのかい?
4. 「とにかく速く!!」 スピードキューブ=スピード競技。何も難しく考えることはない。とにかく速く回せばいいだけだ。
5. 「とにかく華麗に!!」 世界記録の動画を見る時、一般の人はそのタイムに驚くが、我々スピードキュービストは実のところ、その華麗なテクニック、パフォーマンスに目を奪われていることに気づくだろう。華麗さこそが、スピードキューブの真髄。速さはその副産物だ。
6. 「無心」 邪念があるからソルブに綻びが出る。隙の無いソルブをする唯一の方法は、全ての邪念を消し去ることのみ。呼吸を整え心を無にせよ。煩悩め、死ねェー!
7. 「もし失敗したら地球滅びる」 君の本気を引き出すために、地球には滅びてもらうことにした。もし、君がキューブをしっかり揃えられない場合、その失敗は地球の磁場とか炭素循環とかリマン海流とかと相互に影響し合い、エントロピーがしっちゃかめっちゃかに増大し、なんやかんやあって地球は滅ぶ。地球を救いたければキューブをちゃんとそろえるしかない。
8. 「キューブすげー楽しいいいい!」 好きこそものの上手なれ、ということわざを知らないのかい? 楽しむ気持ちを忘れないこと、それが上達への一番の近道。全ての物事に通ずる、唯一の王道だよ。
8つ適当に上げてみました(ほんとに適当ですね)。 これらを意識しながら、50回ソルブします。それを1セットとします。1セット終わったら、次は意識を変えてもう1セットやります。 その結果が良かった方の課題が勝ち抜きです。
これを優勝が決まるまでのんびりやります。1回につき100ソルブでエントリー数が8ですから全部で700ソルブ。ほどよい感じですね。
今回はソルブまではやりませんが、組み合わせ抽選だけはやりたいと思います。 適当に乱数を作ってくれるアプリを使います(めんどくさいのでエクセルでやりました)。
ということで、組み合わせです。
第一試合 1. 「とにかく先を読む!」VS 4. 「とにかく速く!!」
第二試合 6. 「無心」VS 3. 「無駄な手禁止」
第三試合 7. 「もし失敗したら地球滅びる」VS 5. 「とにかく華麗に!!」
第四試合 2. 「絶対あせらない」VS 8. 「キューブすげー楽しいいいい!」
(なお、いきなり最初から「地球滅びる」とかが来たら嫌だったので、1は固定しました) ということで物凄く独善的な企画ですけど一人で面白がってやります。
みなさんはどれが優勝すると思いますか。 僕は全然わかりませんがふつうに「先を読む」か「あせらない」が勝ちそうな気がしますね(自分のさじ加減な部分もあるけど)。
もし気になったら皆さんもやってみてください。思わぬ成果が得られるかも。
ではファーストラウンド第一試合お楽しみに。そのうちやります。
http://kasocube.blog.shinobi.jp/Entry/206/新しい企画
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