「Roux Method、手数短い!言ってゴリ押ししてる人いるけどほんとにそーなの?」
調べました。
調べたっていうか自分でも興味あったので、50回そろえて平均しました。
手数の数え方は基本的にはSTM(スライス・ターン・メトリック)です。スライスも1手と数えます。
ただし、1手ずつ回しながら「1,2,3,4……」と数えたので、回転記号で表せば「U2」となるところでも、「U⇒手順判断⇒U」などと回したときは、それは実質2手と思われるので、2手と数えました。
数えられるくらいのスピードでそろえたので、実際のソルブより無駄な動きは少ないかもしれませんが、逆に、ミスが起きた分もそのまま数えました。
持ち替えは数えていません。
なので数え方は「ETMに近いSTM」というところでしょうか。持ち替えは数えてませんので。
(ETM……Execution Turn Metricの略称。回した通りに手数を数える数え方。同じU2でもU'⇒U'と回せば2手となるし、右人中ダブルトリガーで処理すれば1手となる。持ち替えに関しても、U' と回してからyで持ち替えると2手だが、「Dw'」と回せば1手となる。より実質的なTPSを求めるのに使われることがある)
50回そろえた結果がこちら。
Roux avg50: 51.30手
47, 42, 56, 47, 61, 61, 53, 60, 44, 47, 58, 56, 46, 55, 61, 53, 43, 48, 43, 42, 50, 48, 58, 41, 45, 54, 61, 48, 68, 56, 48, 59, 63, 51, 47, 60, 45, 47, 50, 50, 54, 47, 53, 42, 56, 60, 41, 41, 54, 52
比較として、50回とも全く同じスクランブルでCFOPもやってみました。
CFOP avg50: 57.57手
52, 55, 58, 59, 68, 57, 57, 71, 51, 51, 51, 52, 61, 54, 56, 56, 61, 59, 54, 51, 56, 53, 49, 56, 55, 64, 70, 61, 61, 59, 54, 68, 63, 53, 56, 66, 53, 52, 62, 60, 56, 56, 65, 51, 60, 54, 65, 64, 62, 55
ということでざっと6手ちょいの差が出ました。
スピソルのwikiには、Roux:48手、CFOP:56手と書いてありますので、僕がRouxでミスった分ということでしょうか(- -;)
また、今回は持ち替えを数えていません。CFOPのほうはこれプラス持ち替えですので、ETM的にはもう少し差が出るでしょう。やはり手数としてはRouxのほうがかなり有利なようです。
逆にRouxはCMLL判断とLSE判断というロスポイントがありますが。
ちなみに僕はRouxの全盛期とCFOPの全盛期のタイムが13秒くらいでほぼ横並び(CFOPのほうがやや遅い)ですので、たぶんちゃんと比較になってると思います(^^;)
――
ついでなので、僕がSub10を出すにはどれくらいの速さで回さなくてはいけないかの計算。
Rouxなら、51.30手を10秒以内に回さなくてはいけないので、10で割るだけでいいんですね。
TPS=5.13以上でSub10平均いけるらしいです。
CFOPなら同様にTPS=5.757。
それってどんくらいだ?
試しにてきとうに1試技のTPSを計ってみた。
スクランブル:
D L2 D' L2 F2 L2 B2 U' R2 D2 U' L D' R B R' D2 F' R U B
12.01。割といいタイムが出た。
Reconstruction:
x2 y'
M' U' M B U R' U2 R2 U2 F'
R' U R' U R' U R U M U' M' Rw U Rw'
R U R' U R U' R D R' U' R D' R2
U2 M' U2 M' U M2 U' M2 U2
(46 STM)
TPS = 3.83
へー、このくらいの感覚で3.83か。
暗記して回してようやく9.23。しかしこれでもTPS = 4.98。
これは……無理だなあ。
「TPS5以上出るまで次のスクランブルいけませんソルビング」やってみたら、手にsub10の感覚を覚え込ませられるかも。。
企画案としてとっておこう。
http://kasocube.blog.shinobi.jp/Entry/209/Rouxって実際のところ手数短いの?