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一応、初心者向けのRoux Method解説サイトを作ってはいるのだが、内容の分かりやすさや充実度が心許なくなってきた。もしかしたらもう駄目かもしれない。

 そもそも「初心者向け」にしたのが間違いだったのか? ある程度の知識(F2Lの知識とか)がある人を前提に書けば、読む人の知識を頼りにして書けるから楽だったろうに。でも「入門者にしれっとRoux Methodを教え込む」という壮大な目標があってのことだから、仕方がないか。とにかく、初心者向けと謳ってはいるけど知識が無いと読めない感じになってきていて、なんかもう中途半端。

 Last Six Edgeもなかなか説明が難しいと感じたパートである。

 まあとにかく、サイトの公開もあるのかないのかわかんなくなってきたし、とりあえずここでざっと書いてみようと思います。

 長いので、つづきからどうぞ。

Last Six Edge Tutorial

 ※日本配色で、U面白・F面緑という前提で書いていきます。その他の配色・持ち方の人は適宜読み替えてください。

 Last Six Edge(LSE)はRoux Methodの最後のステップです。M列とU面に残された最後の6つのエッジ(とセンター)を揃えます。したがって使う回転も基本的にM系とU系だけです。

 LSEはさらに3つのサブステップに分けられます。
 

a) EO    ……エッジの向き合わせ
b) UL/UR Edge ……ULとURエッジの位置合わせ
c) M-slice Edge ……M列のエッジ・センターの位置合わせ
 という感じで。じゃあ順番にやっていきましょう。


 a) EO(Edge Orientation)

 エッジの向きを直します。
 まずは向きがあってないエッジ(Bad Edge、バッドエッジ)がどれかを一瞬で読めるようになりましょう。そんなに難しくありません。まずはセンターを合わせてください。U面かD面の色のセンターがU面にきてればいいです。つまり白か青のセンターがU面にきてればいいです。
 この状態で、側面の色(緑・オレンジ・赤・黄色)がU面かD面に見えているエッジがバッドエッジです。なーんだ、OLLの判断と同じですね。簡単、簡単

 バッドエッジは何個ありましたか?――必ず偶数になります。ナシ・2個・4個・6個(全部)のどれかですね。ナシならEOはスキップです。ラッキーなので次に進んでください。

 バッドエッジの判断例:
判断例 ○がグッド、×がバッドです。U面には2つバッドがありますが、それぞれU面に黄色とオレンジが見えていますよね。これらは側面の色なので、向きが違うわけです。
 そして、D面手前のエッジは、F面に黄色が見えています。ということはD面には白か青が向いていると推定されますのでグッド。U面の4つと、D面手前の1つを判断した結果、グッドが3個、バッドが2個でしたので、必然的にD面奥の見えないエッジはグッドになります。バッド偶数個の法則ですね。

判断例 U面は、奥の1個だけが白で他は側面色です。なので3つがバッド。ということはバッド偶数個の法則から言って下はどっちかがバッドです。D面手前に黄色が見えているのでこちらがグッド。つまり奥はバッドです。

 では肝心の判断と手順。
 図の、赤いエッジがバッドエッジ緑のエッジがグッドエッジです。画像が2枚あるのは前後対称のパターンです。左右対称はAUFで対応してください。
 ところで、図では確認できないエッジが1ヶ所ありますけど、大丈夫です。「バッドエッジは偶数個の法則」を使えば、別に見なくても判断できます。

 (1)キホンのカタチ
 LSE LSE
 M'UM' ( 前後対称の場合: MUM )
 バッドエッジがU面に3個、D面に1個の状態の時、この向きからM'UM'をすると、EOが完了します。
 これが基本の形です。これ以外のパターンが来た場合は、手順を何回か回してこの基本の形に持ち込みます(F2Lでいう「IT化」みたいなものです)。
 以下では、それぞれのパターンからどういう道筋をたどればこのキホンのカタチに持ち込めるかを紹介しています。AUFは適宜使ってください。

 (2)M2のパターン
 LSE
 M2⇒(1)
 簡単なので格上げしました。
 このパターンがきたらM2をしてください。どうですか。(1)で紹介した「キホンのカタチ」に持ち込めましたよね?

 (3)M'UM'のパターンその1
 LSE
 M'UM'⇒(2)⇒(1)
 LBL畑からやってきた人はOLL57をしたくなるパターンです。速ければそれでもOK。
 ※LSEショートカットについて
 M'UM'⇒(2)⇒(1)
 って、つまり、
 M'UM⇒(1)
 ってことなんですよね。
 これがLSEのショートカットの基本です。自分なりに色々試してみてください。


 (4)M'UM'のパターンその2
 LSE
 M'UM'⇒(1)
 U面のズレ次第で4パターン考えられますが、全てAUFで対応可。
 慣れてくるとAUFしなくても、M列とU面の回転方向を変えて対応できるようになります。

 (5)M'UM'のパターンその3
 LSE LSE
 M'UM'⇒(1) ( 前後対称の場合: M'UM'⇒(2)⇒(1) )
 前後対称の場合でもそのままM'UM'で対応することができます。
 (2)⇒(1)はショートカットできますね。

 (6)M'UM'のパターンその4
 LSE
 M'UM'⇒(1)
 M2⇒(3)⇒(2)⇒(1)なんてしないように!

 (7)M'UM'のパターンその5
 LSE
 M'UM'⇒(5)⇒(1)
 全部のエッジがバッドエッジという、一番厄介なパターンです。
 一旦(5)を経由しないといけないので時間もかかります。
 RU'Rw'U'M'URwURw'という裏技も一応あります。

 (8)M'U2M'のパターンその1
 LSE
 M'U2M'⇒(1)
 LBL畑の人ならOLL20をやりたくなるパターンですが、このパターンはこっちの方が速いです。
 意外と先読みもラク。

 (9)M'U2M'のパターンその2
 LSE
 M'U2M'⇒(1)
 (8)に似ているパターン。

 以上がEOのだいたいです。
 僕は、最初にRouxを勉強した時に、「EOは手順を使えば一発で完了できる」と思い込んでいたので、けっこう苦戦しました。ちゃんと手順やったのにEO残ってるよ!って感じで。でも、それで合っていたのです。コツコツ回して(1)の「キホンのカタチ」に持ち込むのが正解なのです。


 b) UL/UR Edge Permutation

 読むのが怠くなってきた方もいるかと思いますが、めげずに次行ってみましょう。

 UL/URエッジの位置合わせです。ここが完成すると、R列とL列がそれぞれ完全1面になって完成し、残りがM列だけになります。意外と分かりにくいんですが、コツさえつかめば楽勝です。
 先読みがめちゃくちゃ「効く」パートでもあります。

 ところで、もしあなたがCFOPの世界からこちらへやってこようとしている場合、ここで「まず先にD面エッジを2個入れちゃって、最後にエッジPLLをやればいいじゃないか!」とお考えになるかもしれません。僕もそれ考えました。でも遅いです。諸先輩方も「それ遅いよ」って言ってました。ガックシ。

 まずはULエッジとURエッジがどこにあるか探しましょう。ここでは、緑をF面にしているという前提なので、ULエッジは白とオレンジ、URエッジは白と赤ということになります。できれば、EOやってる最中にどこにあるか見つけておいてください。

 逆から説明していきます。
 問. UL/URエッジを正しい位置に合わせるにはどうすればいいでしょうか?
 答. ↓この状態からM2すればハマりますよね?
 

 そうです、つまり、ULエッジとURエッジを両方ともD面に持って来れればいいのです。それができれば、あとはAUFしてM2! これでそろいます。
 ではそんなことを念頭に置いたうえで、UL/URエッジを探しましょう。どこにありましたか?
 以下の図では、黄色くなっているエッジが、目的のULとURエッジです(他の色は今までにLSE以前のパートでそろえた部分です)。

 
 ここにあったら、UM2でD面に持って行けますよね。

 
 ここにあったら、M2Uで↓のパターンに持って行けます。

 
 これは……対角の位置にあって揃えにくそうですね。でも実は、M'U2M'でイケます。もしUL/URエッジがU面とD面に分かれている時は、この手順が活躍します。

 
 ノーコメント。

 こんな感じです。
 ポイントは、基本的に「M2」「U系」「MU2M」しか使えない、ということです。
 これ以外の回転を使うと(たとえばMを単独で使ったりすると)、せっかくEOしたのが崩れてしまいます。気を付けてください。

 できましたか?
 UL/URエッジの位置のパターンは、EOに比べると断然少ないので飲みこめればすぐにできるようになります。


 c) M-Slice Edge Permutation

 皆さん起きてますか?
 これで最後なので、ちゃちゃっとやってしまって完成させてから寝ましょう。

 このパートは最も説明されないパートです。なぜなら3パターンしかないし、ある程度LBLの経験がおありの方々ならば、ここまでくれば直感で揃えられてしまうからです。
 それでもがんばって説明してみましょう。

 パターンは3つと書きましたがそれは、エッジの3点交換、エッジの平行交換、センターの対面交換の3つです。

 ・3点交換
 LSE
 エッジの3点交換の手順は意外と説明するのが難しいです。なぜなら、場合によって開始位置や、回転方向が変わるからです。いや、実際には変わってないんだけど、持ち替えないで回そうとするとやっぱり変わってしまいます。
 なので3点交換はがんばって慣れてください。それしか言いようがないです。
 一応代表される手順は「U2M'U2」です。これの前後にMだのM2だの、M'だの、M列のセットアップが入ります。
 開始位置を見つけるコツを図にしたので、どうしてもワケが分からない人は見てください(⇒)。揃っているエッジと、孤立しているエッジを見つけるのがコツです。
 それでもわからない方はこちらの記事へ⇒M列3点交換断面図解説

 ・平行交換
  LSE
 これは大丈夫でしょう。手順はM2U2M2U2です。
 ただし、平行交換にも亜種がいろいろあって、たとえば、この図ではF面に「Hマーク」が見えていますが、U面に見えている場合もあります。ここからM2やU2された状態になっている場合もあります。
 パッと見では平行交換なのかどうか迷うこともあるかと思いますが、慣れてください。

 ・センター交換
  LSE
 さあお待ちかねのセンター交換です。待ってない? はい、待ってないです。クソ回しにくいです。でも慣れてくると「クソ」は取れますね。「回しにくい」です。
 手順は、E2ME2M'です。いきなり「E回転」が登場しましたね。LSEで、ここまでM系とU系の回転だけで気持ちよく回してきたのに、最後にEが来るから、センター交換は嫌いです。
 回し方には一応コツがあって、こんな感じで回します(⇒動画)。
 一応強引にやると「M'U2M2U2M'U2M2U2」で揃えられなくもないですが、速くはないです。


 ・まとめ

 こんな解説で果たして伝わったんでしょうか?
 こんなに細かくステップがあって速くできるのだろうかと疑問かもしれませんが、先読みできるようになって指使いも慣れてくると速くなりますよ。そしてそれがまた楽しいです。ぜひやってほしいパートです。

 端折った事項について。
 EOについてですが、実はセンターを合わせなくとも可能です。そのほうがよっぽど速いケースもあります。ですが、判断が難しくなります。なのでここではそのへんはバッサリ端折りました。F2BやCMLLを完了する時にM列もついでに合わせちゃえば何の問題もありません。
 もちろん、判断が即座に完璧にできれば使えるに越したことはありません。また、Fewest Movesだったら積極的に使うべきです。
 どうしても気になる方はGilles Roux氏のサイトへどうぞ。ページ下部の「Optimization」は有用です。


 最後にExample LSE solveを挙げておきます。
 スクランブル: L R' F' D2 L R D B2 L2 F2 U R2 (12f*)

 EO: U'M'UM'
 UL/UR: U'M'U2MU'M2U
 M-Slice: U2MU2M'


 スクランブル: L R' U' F' U F U F U F' U' x (11f*)

 EO: U2M'U2M'U'M'
 UL/UR: skip(笑)
 M-Slice: M2U2MU2M

 ありがとうございました。

◆ 無題

Roux Methodを始めるときは、この記事を見てやってみたいと思います^ ^

yoshi 2012/02/13 10:35 Edit
■ Re:無題

楽しいのでぜひいつかやってみてください~。

かそち@管理人 2012/02/14 04:57
◆ no title

LSE書いてくれてありがとうございます
そしてわかりやすかったです

no name 2012/02/13 11:05 Edit
■ Re:no title

伝わったようでホッとしました。
ぜひがんばって習得してください~

かそち@管理人 2012/02/14 05:00
◆ 無題

黄色文字が白背景と同化してよく見えないのですが、他の色に変更出来ないでしょうか。宜しくお願いします。

no name 2013/03/02 21:43 Edit
■ Re:無題

これスマホで見るとそうなんですよねー。スマホ版のテンプレがいじれなくて……
とりあえず、スマホ版のテンプレを使用しないように切ってみますが、これで大丈夫でしょうか。

かそち@管理人 2013/03/03 00:43
◆ no title

成る程そうでしたか。でしたらPCサイト表示して閲覧しますので、戻して頂いて大丈夫です。わざわざ有り難うございました。

no name 2013/03/03 21:07 Edit
■ Re:no title

いえいえ。スマホ版テンプレにしとくメリットもないかと思いましたのでしばらくこれで行こうと思います。

かそち@管理人 2013/03/07 00:51
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